大停電の夜に
2007年08月05日(日曜日)
この映画、当時好きだった子を誘って断られた映画で、長らく観るのがためらわれていたのですが、今回ツタヤで借りるときにはそんなことを全く思い出しもせずに借りられましたね、そういえば。
人って、色んなことを忘れたり忘れなかったりするものなんですね。
なんていうエピソードも似合ってしまいそうな、静かな映画でした。
流れる音楽は全編通じて心地よく、多いような少ないような、たぶんそんなに多くない登場人物たち(空を見る少年、飛び降りようとする少女、ダメ人間(たぶん)、井川遥(美人)、ジャズバーのおっさん、それを見ている女の子、きっかわこうじ(吉川晃司)、妊婦、老夫婦、ホテルのボーイ(あんまり存在感ないから忘れてた)、原田知世(美人)、そしてAGFのBlendy)の物語をぼんやりと、観るというより眺めていました。
若干のネタばれになりますが、大きな奇跡が起きるわけでもなく、登場人物全員の運命が複雑に絡み合うとかいうこともなく、大きな笑いや涙があるわけでもない静かな映画なのですが、最後のほうでバーにあの人がきたときだけは、鳥肌が。
かなり長い間鳥肌が立ってました。あれはなかなかでした。
終わってみれば、完全に田畑智子(菊地桃子と追いがつおつゆの宣伝してた人だね)の映画だったなあと。
他の誰でもない、この人の映画だったなと思いました。
余談ですが、
あはは、終わりかたは唐突だなあ、と思いながらスタッフロールを見ていたら
音楽 菊地成孔
あっ!この人こないだ大学で講義してった人だ!
ただの面白いおっさんではないと睨んでいたが、やるじゃん。
サントラを買おうかと思いました。
人って、色んなことを忘れたり忘れなかったりするものなんですね。
なんていうエピソードも似合ってしまいそうな、静かな映画でした。
流れる音楽は全編通じて心地よく、多いような少ないような、たぶんそんなに多くない登場人物たち(空を見る少年、飛び降りようとする少女、ダメ人間(たぶん)、井川遥(美人)、ジャズバーのおっさん、それを見ている女の子、きっかわこうじ(吉川晃司)、妊婦、老夫婦、ホテルのボーイ(あんまり存在感ないから忘れてた)、原田知世(美人)、そしてAGFのBlendy)の物語をぼんやりと、観るというより眺めていました。
若干のネタばれになりますが、大きな奇跡が起きるわけでもなく、登場人物全員の運命が複雑に絡み合うとかいうこともなく、大きな笑いや涙があるわけでもない静かな映画なのですが、最後のほうでバーにあの人がきたときだけは、鳥肌が。
かなり長い間鳥肌が立ってました。あれはなかなかでした。
終わってみれば、完全に田畑智子(菊地桃子と追いがつおつゆの宣伝してた人だね)の映画だったなあと。
他の誰でもない、この人の映画だったなと思いました。
余談ですが、
あはは、終わりかたは唐突だなあ、と思いながらスタッフロールを見ていたら
音楽 菊地成孔
あっ!この人こないだ大学で講義してった人だ!
ただの面白いおっさんではないと睨んでいたが、やるじゃん。
サントラを買おうかと思いました。
月はいつもそこにある
2007年04月23日(月曜日)
「青木さん。自分は国粋主義者でも戦争賛美者でもありません。しかし、これだけは知っている。そうした連中――ポツダム宣言を呑めなかったような連中は、何も全員国粋主義者だったって訳じゃないです。だって青木さん、青木さんだって今でこそそんなこと仰いますが、八年前にもそうやって大声でそんなことが云えましたか。云えなかった筈だ。だってそれまではお国のために闘って死ぬことが正義だったんだ。それが正しかったんです」
「だからって――」
「解ってます。解ってるですよ。戦争は間違ってます。でも、それまで、今の今まで、それこそ真実と信じ込んでいて、それしかないと信じていてですよ、今日から違うぞと云われたって、云われた途端にハイそうですか、と云えますか?」
映画『鉄人28号 白昼の残月』を観てきた。
友人のM君は「見せ方が気に食わない」と言っていたが、それは確かにテレビ版の時から感じていたことで、なにか納得しきれないような、面白いけど完全に受け入れるにはどこかためらわされるような、そんな映画であった。
ちなみに今この文章も書いていていまいち納得がいかない、文法的に。
新解釈を加えたリメイク、としてはテレビ版も映画も成功していると思う。世の中に無数にある、原作を間違った方向から新解釈してしまったリメイク作品のことを考えてみても、なかなかに完成度は高いのではないだろうか。
鉄人の戦争兵器としての一面を掘り下げ、戦後10年を経ても尚癒えることのなかった敗戦国としての日本を掘り下げる。ぼくが何か言うには少々荷が重過ぎるテーマを扱っているので感想は控えめにしておこうと思う。
若本規夫と春日八郎の映画だった、ぐらいに考えるのがちょうどいいのかもしれない。
とにかく、「面白かったねー」と素直に笑って帰れる映画でなかったことだけは確かだ。
「だからって――」
「解ってます。解ってるですよ。戦争は間違ってます。でも、それまで、今の今まで、それこそ真実と信じ込んでいて、それしかないと信じていてですよ、今日から違うぞと云われたって、云われた途端にハイそうですか、と云えますか?」
『塗仏の宴 宴の始末』より
映画『鉄人28号 白昼の残月』を観てきた。
友人のM君は「見せ方が気に食わない」と言っていたが、それは確かにテレビ版の時から感じていたことで、なにか納得しきれないような、面白いけど完全に受け入れるにはどこかためらわされるような、そんな映画であった。
ちなみに今この文章も書いていていまいち納得がいかない、文法的に。
新解釈を加えたリメイク、としてはテレビ版も映画も成功していると思う。世の中に無数にある、原作を間違った方向から新解釈してしまったリメイク作品のことを考えてみても、なかなかに完成度は高いのではないだろうか。
鉄人の戦争兵器としての一面を掘り下げ、戦後10年を経ても尚癒えることのなかった敗戦国としての日本を掘り下げる。ぼくが何か言うには少々荷が重過ぎるテーマを扱っているので感想は控えめにしておこうと思う。
若本規夫と春日八郎の映画だった、ぐらいに考えるのがちょうどいいのかもしれない。
とにかく、「面白かったねー」と素直に笑って帰れる映画でなかったことだけは確かだ。
面白いものは面白いつまらんものはつまらん
2007年01月27日(土曜日)
主役は誰々じゃないといやだとかできあがってからイメージが違うだの・・・・実にやりにくい――
メディアが違えば表現も変わるってコトをわかってない人が多くて困るコトも多いんです
我々は原作の人気と名前だけ借りて映画を撮りたいだけなのに――
『どろろ』実写映画化。掲示板なんかを見ていると、中井貴一は合わないだの柴咲コウは流石におかしいだのと書いてあり、なかには僕も同じように思っていたことも書いてあったりするのだが、しかしどうも……滑稽だ。
別にわざわざ人に言うことでもないんじゃない?な内容のことを必死に訴えて共感を得ようとしている様がどうにも間が抜けて見える。別に僕自身は『どろろ』実写映画化を肯定してるわけではないし、むしろ他の色んな映画に対する否定意見なんかも持っているわけだが、そういった意見は共感を得ようとして述べるものではない気がする。
意見というのは違う考えを持った人達が相手に自分の考えを伝えるために述べるものなわけで、同じ考えを持った人だけで集まるために述べるものじゃないだろ。
例えば、中学の時に同じクラスだった友人で、卒業後は別々の高校に進学し、たまにメールなんかしつつも別に遊んだりすることはなく、たまに地元のお祭りで見かけたりして、そしたらある日道でばったり。
(そういえば昔こいつに漫画借りたな、なんだっけ……えーっと手塚治虫の……『ブラック・ジャック』かなあ……なんかちが、あ、そうだちげぇ『どろろ』だ。そうだそうだ。あれ?俺あれ返したっけかな、あ、そういやこの前あれを映画化するとかネットかなんかで見たな。たしか妻夫木聡が百鬼丸でどろろ役が柴咲コウ。あれはちょっといただけないよなぁ)
などと考えつつ、そいつと「実写化だめそうだよねー」なんて言い合うとかなら、まあいいだろう。俺にとってはどうでもいい話だし。
ただ、会ったことも話したこともない人達とみんなで一緒に否定してどうなるってんだ。別にそれで満足するわけでもないだろうに……
今回の内容をまとめると
「見てから文句言え。それからドラえもんの声戻せとか言ってる奴いい加減うるさい」
満足なのかな……
メディアが違えば表現も変わるってコトをわかってない人が多くて困るコトも多いんです
我々は原作の人気と名前だけ借りて映画を撮りたいだけなのに――
『魁!!クロマティ高校』より
『どろろ』実写映画化。掲示板なんかを見ていると、中井貴一は合わないだの柴咲コウは流石におかしいだのと書いてあり、なかには僕も同じように思っていたことも書いてあったりするのだが、しかしどうも……滑稽だ。
別にわざわざ人に言うことでもないんじゃない?な内容のことを必死に訴えて共感を得ようとしている様がどうにも間が抜けて見える。別に僕自身は『どろろ』実写映画化を肯定してるわけではないし、むしろ他の色んな映画に対する否定意見なんかも持っているわけだが、そういった意見は共感を得ようとして述べるものではない気がする。
意見というのは違う考えを持った人達が相手に自分の考えを伝えるために述べるものなわけで、同じ考えを持った人だけで集まるために述べるものじゃないだろ。
例えば、中学の時に同じクラスだった友人で、卒業後は別々の高校に進学し、たまにメールなんかしつつも別に遊んだりすることはなく、たまに地元のお祭りで見かけたりして、そしたらある日道でばったり。
(そういえば昔こいつに漫画借りたな、なんだっけ……えーっと手塚治虫の……『ブラック・ジャック』かなあ……なんかちが、あ、そうだちげぇ『どろろ』だ。そうだそうだ。あれ?俺あれ返したっけかな、あ、そういやこの前あれを映画化するとかネットかなんかで見たな。たしか妻夫木聡が百鬼丸でどろろ役が柴咲コウ。あれはちょっといただけないよなぁ)
などと考えつつ、そいつと「実写化だめそうだよねー」なんて言い合うとかなら、まあいいだろう。俺にとってはどうでもいい話だし。
ただ、会ったことも話したこともない人達とみんなで一緒に否定してどうなるってんだ。別にそれで満足するわけでもないだろうに……
今回の内容をまとめると
「見てから文句言え。それからドラえもんの声戻せとか言ってる奴いい加減うるさい」
満足なのかな……
この映画がすごかった!
2006年12月31日(日曜日)
踊るモモンガです。今年も一年間、本当に、本当にありがとうございました。
今年は僕にとって人生を左右することになったと思うであろう一年でした。この一年を、どうやら最高の形で終わらせることができ、今こうして皆さまに挨拶ができていることを真に嬉しく思う次第です。
さて、トマさんも書いたようですが、僕も今年観た映画でよかったやつを。ランキング形式で。(若干ネタバレ有り)
第3位 『UDON』 『武士の一分』
『UDON』
色んな映画の(確信的な)パクり、他の本広作品からのゲスト出演、カルメンという名曲を使用してなお曲に負けてない、いい映画であったと思います。さらに、劇中でウルフルズの歌(バンザイ〜好きでよかった〜)を使用しても作品の雰囲気を壊さなかったところに非常に感心しました。(壊れた例:アギト、ガメラ2)
ブームを煽るような宣伝をしておきながら「ブーム」というものを否定する作品内容(褒めてます)。
観れば観るほど新しい発見がありそうな、いつもの本広作品でした。
『武士の一分』
正直、そんなに期待してませんでした。キムタクの演技なんてたかが知れてる、と思ってました。
しかし、泣きました。涙が出ました。まだ観て間もないので、若干割引して評価しましたが、本当にいい映画でした。この映画については来年何か書こうと思います。
第2位 『時をかける少女』
この映画についてはこの記事でトマさんが、この記事で僕が書いてますので気が向いたら読んでみればいいんでは。
ちなみに今、恵比寿ガーデンシネマで凱旋上演しているようなので観たい方チャンスですよ。
そして栄えある第1位は!?
第1位 『轟轟戦隊ボウケンジャー 最強のプレシャス/仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』
正直、驚きを隠せません。まさかこの映画が1位になるとは。
ボウケンジャーでは最初の変身からオープニングにかけての映像で、ついに戦隊もここまで魅せてくれるようになったか、という感慨深さがありました。あれはすごかった……
そしてカブト……「俺達が見たかったのはこういうダブルライダーだよ!こういうダブル変身だよお!」と泣きながら叫びたくなるような最後の闘いに向けての走りながらの変身。
仮面ライダーであれほど感動する時代が来るとは思いもしませんでした。仮面ライダーといえば「ショッカー!」とか言ってるようなそこのあなた、一度ごらんください。(あ、でもそういう人には龍騎のほうが見て欲しいかも……)
なにはともあれ、みなさん今一度ありがとうございました。来年もどうかひとつよろしくお願いします。よいお年を!
今年は僕にとって人生を左右することになったと思うであろう一年でした。この一年を、どうやら最高の形で終わらせることができ、今こうして皆さまに挨拶ができていることを真に嬉しく思う次第です。
さて、トマさんも書いたようですが、僕も今年観た映画でよかったやつを。ランキング形式で。(若干ネタバレ有り)
第3位 『UDON』 『武士の一分』
『UDON』
色んな映画の(確信的な)パクり、他の本広作品からのゲスト出演、カルメンという名曲を使用してなお曲に負けてない、いい映画であったと思います。さらに、劇中でウルフルズの歌(バンザイ〜好きでよかった〜)を使用しても作品の雰囲気を壊さなかったところに非常に感心しました。(壊れた例:アギト、ガメラ2)
ブームを煽るような宣伝をしておきながら「ブーム」というものを否定する作品内容(褒めてます)。
観れば観るほど新しい発見がありそうな、いつもの本広作品でした。
『武士の一分』
正直、そんなに期待してませんでした。キムタクの演技なんてたかが知れてる、と思ってました。
しかし、泣きました。涙が出ました。まだ観て間もないので、若干割引して評価しましたが、本当にいい映画でした。この映画については来年何か書こうと思います。
第2位 『時をかける少女』
この映画についてはこの記事でトマさんが、この記事で僕が書いてますので気が向いたら読んでみればいいんでは。
ちなみに今、恵比寿ガーデンシネマで凱旋上演しているようなので観たい方チャンスですよ。
そして栄えある第1位は!?
第1位 『轟轟戦隊ボウケンジャー 最強のプレシャス/仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』
正直、驚きを隠せません。まさかこの映画が1位になるとは。
ボウケンジャーでは最初の変身からオープニングにかけての映像で、ついに戦隊もここまで魅せてくれるようになったか、という感慨深さがありました。あれはすごかった……
そしてカブト……「俺達が見たかったのはこういうダブルライダーだよ!こういうダブル変身だよお!」と泣きながら叫びたくなるような最後の闘いに向けての走りながらの変身。
仮面ライダーであれほど感動する時代が来るとは思いもしませんでした。仮面ライダーといえば「ショッカー!」とか言ってるようなそこのあなた、一度ごらんください。(あ、でもそういう人には龍騎のほうが見て欲しいかも……)
なにはともあれ、みなさん今一度ありがとうございました。来年もどうかひとつよろしくお願いします。よいお年を!
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